「表現」の大切さ
どんなに相手を理解していても、どれほど「嬉しい」「楽しい」と心から思っていても、その気持ちを表に出さないことには相手に伝わりません。
「何も言わなくても通じ合える」のは理想の関係ですよね。
でも、婚活でこれから関係を築いていく相手に、期待を持ちすぎてはいけません。
今まで全く接点もなく、日常の様子も知らないお相手です。
とりわけ婚活のシーンにおいては、コミュニケーションを通じて自分の気持ちを相手にわかってもらうために、積極的に自分の思いや感情を「表現」していくことが必須です。
感情表現はみんな苦手・・・
幼いころは、あれがしたい、これが欲しい・・臆せず言えたのに、成長と共に表現って難しくなりますよね・・・
「何を考えているのかわからない」
「本心が見えない」
「可愛げがない」
「そんな風に思っているなんてわからなかった」
「思っていたのと違うから別れたい」
そんな風に言われて傷つき、感情表現が苦手になってしまった人もみかけます。
また、大人になると、感情に従って素直に表現することは憚られるシーンも出てきて、出し引きのバランスがわからなくなってしまうことも。
大人になって感情表現が下手になったという方、多いことでしょう。
しかし、婚活の場ではそうも言っていられません。
よく見られたい・上手くやりたいを捨てる
よく見られたい、失敗したくない、恥ずかしい・・そんな気持ちが重なって、「ただのいい人」で終わってませんか?
特に婚活の場では、よく見られたい思いや恥ずかしさ、また、ついつい格好をつけたりで、表現が品行方正、平坦で味気のないものになりがちです。
せっかく豊かな感情を持っていても、表に出せない状態では何も伝わりません。
「今日会えて嬉しい」「一緒の時間を過ごせて楽しい」、そんなポジティブな感情こそ、臆せず、分かりやすく相手に伝えなければもったいない!
例えば、デートの後
「楽しかったです。ありがとうございました。」は礼儀として伝えますよね。
しかし、それでは社交辞令の域を出ません。
満面の笑みで伝えていますか?どう楽しかったのか、具体的に伝えていますか?
また会いたいならそう伝えていますか?
婚活に恥ずかしさはほどほどに
自分を見せるのが恥ずかしい
こんな風に思っているなんて知られたくない
私のことなんか興味がないかもしれないから
相手がそれを望んでなかったら悪いし
・・・そんな感情は一旦わきに置いてしまいましょう。
嬉しい、楽しいなど、ポジティブな感情をストレートに表現されてイヤな顔をする人はまずいません。
あなたがストレートに感情を差し出すことで、好感に繋がり、相手もあなたに感情を見せてくれるようになります。
婚活において「この人は分かり易い」と思ってもらうことはとても重要です。
気持ちや考えが分かり易い人は婚活が上手く進みます。
なぜなら、「何をしてあげたらいいか」がわかれば、お相手があなたに対する行動に躊躇が無くなるからです。
自分の「表現する力」を知ろう
思いが伝わらず進展しない方
分かりにくいと言われる方
クールに見えてしまう方
付き合いが進むと「こんな人だと思わなかった」と言われる方
一度俯瞰で自分の「表現力」が相手からどう見えるか知ってみませんか。
婚活や人間関係が円滑になるヒントが必ず見つかります。